2.5.2 で変わったこと
2026-07-28 時点のスナップショットとして書いています。挙動は動きますが、このページは動きません。 最新の内容は各節からリンクしているリファレンスを見てください。
自分の配色がテーマ選択に並ぶ
このリリースの主役です。組み込み 4 つだったテーマが、好きなだけ増やせます。配色を ~/.mulmoterminal/config.json に書くと、Settings → THEME に Midnight / Nord / Daylight / Solarized Light と並んで出てきます。選ぶとアプリ全体が—グリッドの背景も、ヘッダーも、パネルも、 ターミナルの中身も—その配色になります。

設定手順(最初から最後まで)
1. 設定ファイルを開く。 ~/.mulmoterminal/config.json です。触ったことがなくても、プリセットが 書かれた状態で既にあります。置き換えるのではなく、足してください。
2. themes を足す。 最小のテーマは 4 行です。
{
"themes": [
{
"id": "my-dark",
"label": "My Dark",
"extends": "midnight",
"colors": {
"--bg-base": "#101820",
"--bg-panel": "#16202c",
"--accent": "#ff8c00"
}
}
]
}
id— アプリが内部で使う名前。小文字・空白なし。プロジェクトごとにテーマを固定するとき、 ディレクトリの.mulmoterminal.jsonに書くのもこの id です。label— Settings に表示される名前。extends— 土台にする組み込みテーマ(midnight/nord/daylight/solarized)。 気になる数個だけ上書きすれば、残りは土台から来ます。3 色だけのテーマでも完成品です。colors— 変更する CSS カスタムプロパティ。名前と既定値は 設定方法に一覧があります。
3. サーバを再起動する。 このファイルは起動時に一度だけ読まれます。ブラウザのリロードでは 反映されません。
4. Settings で選ぶ。 ツールバーの歯車 → THEME。自分の配色は並びの末尾にあります。選択は ブラウザごとに保存されるので、スマホと PC で別々のテーマにできます。
全部書くとこうなる
ガイドに載っているサンプルのうち 2 つを適用した状態です。


ガイドには完成品の配色が 4 つあります—Van Gogh (Arles) / Mondrian / Picasso Blue / Matisse。全トークンが埋まっていて、なぜその色がそこにあるかの注釈つきです。themes に貼れば そのまま動きますし、どのトークンが何を変えるのかを知る一番の近道でもあります。
読みやすさを決める 2 点
- 明るいか暗いかは「地」が決めます。 アプリは
--bg-baseを見て、ステータス表示(完了・待機・ エラー)を明るい背景用と暗い背景用で切り替えます。明るい地に暗い背景用の表示が乗る組み合わせが 唯一読めなくなるパターンで、そこは自動で面倒を見ます。裏を返すと、最初に決めるべきトークンは--bg-baseということです。 - アクセントは地の補色から取る。 地に近い色をアクセントにすると沈み、リンクや選択の輪郭が 見えなくなります。Van Gogh のサンプルが小麦色の地にオレンジを置き、選択には青を残しているのは そのためです。
出てこないときは
- ファイルは起動時に読まれます。サーバを再起動してください。
- 色の値が壊れているテーマは、中途半端に適用せず丸ごと落とします。Settings → DIRECTORY SETTINGS に、アプリが実際に受け取った内容が出ます。
idを変えたなどで存在しないテーマを選んだままの場合は、黙って既定に戻さず、Settings に 「その id が無い」と出ます。
リファレンス: 自分の配色を作る
ワークスペースに決定ログ
セッションが下した判断がワークスペースのログに残るようになりました。変更の理由が、それを決めた ターミナルより長生きします。設定は不要です。
リファレンス: 機能一覧
このリリースのその他
- Windows の CI が再び緑になりました。3 つの spec が POSIX 形のパスと Unix 形の
HOMEを前提に していたためで、ユーザーには見えない不具合ですが、Windows の検証そのものを止めていました。 #782の記述を訂正しました。スクロールバーと選択の問題について canvas レンダラを容疑者として 書いたままでしたが、原因は tmux 側でした。