4.1.1 — usage が n/a のままにならない、スマホで300行さかのぼれる

2026-08-02 リリース時点の 4.1.1 のスナップショットです。 アプリが進めば古くなりますが、それは 想定どおりです。常に最新の参照は、各節からリンクしている生きたガイドを見てください。

npx mulmoterminal@latest

このリリースに設定が必要なものはありません。 以下はアップグレードすれば動き始めるか、もともと 自分で有効にするものです。読む価値があるのは「usage の修正が自分に届いたかの見分け方」だけです。


ヘッダーの usage が n/a に張り付かなくなりました

ヘッダーが claude usage n/a のまま、あるいは数字が更新されないままだった方は、このリリースで 直ります。

何が起きていたか。 usage を Claude に尋ねるプローブが、質問を盲打ちしていました。TUI を 起動し、決め打ちの時間だけ待って、キー入力を送る。TUI の準備がその時間より遅いマシン — 遅い ディスク、大きな MCP 設定、コールドキャッシュ — では、誰も聞いていないうちに打ち終わって いました。質問が届かないので答えも返らず、ヘッダーに出すものが無い。しかも次のプローブも同じ ことをするので、恒久的に n/a のままでした。

修正が届いたかの見分け方。 ターミナルを開いてヘッダーを見てください。最初のプローブから 数秒で claude usage 12% のような表示になるはずです。まだ n/a なら、今回からプローブは 理由をサーバーログに残すようになったので、npx mulmoterminal を読めるターミナルで起動して ログを見てください。

質問はキー入力ではなく claude位置引数で渡すようになり、プローブだけ --strict-mcp-config で動くので、答えるためだけにあなたの MCP サーバーが読み込まれることも ありません。そのぶん速くもなっています。

参照: 生きたガイドの 機能一覧


スマホのターミナルが1画面ぶんではなく300行返します

リモートビューは「ペインに見えている内容」をそのまま返していました。スマホで上にスクロールしても 何も出てこないのは、そもそも送られていなかったからです。

現在の画面+スクロールバックで最大300行を返すようになりました。行数に加えて 256 KiB の バイト上限も入れています。返信は Firestore の command ドキュメントで運ばれますが、履歴が入った 時点で「rows × cols で有界」という前提が成り立たなくなるためです。

有効化は不要です。 スマホでセッションを開いて上にスクロールしてください。

tmux があるホストと無いホストが同じ履歴を要求し、窓の決定も1箇所に集約したので、同じセッションは どちらでも同じ答えを返します。両方使っている方は知っておくとよいかもしれません。

参照: スマホから使う


GitLab の worktree が GitHub と同じように振る舞います

prReposgitlab.com/group/project を入れている方(4.1.0 で入りました)は、 さらに3つが GitHub と同じように動くようになりました。

  • PR フェーズ pill が GitLab ブランチの worktree を持つセルにも出ます。hover では 「なぜマージできないか」まで出ます — フェーズだけでは言えないことです。
  • ⧉ Open PR が MR を作り、2回目は既存を開き、本文に Fixes #N とクローンのフッターを 入れます。
  • 作業コメントissueWorkComments、既定 off のまま)が開始時とマージ時に投稿され、 マージ時に issue を閉じます。

設定は 4.1.0 から変わりません — 同じ prRepos の記述でこれら全部が有効です。まだ設定して いない方は 4.1.0 のページ に手順があります。

ひとつ追加として、npx mulmoterminal doctorglab も見るようになりました。optional です (gh は必須のまま、glab は GitLab を使う場合のみ関係します)。

参照: GitHub / GitLab


ガイドに最初のページができました

ガイドの先頭が はじめに(起動まで) になりました。何も入っていない 状態から npx mulmoterminal@latest が動くまでを1ページで通します。サイドバーも初心者優先に 並べ替えました。

このガイドのリンクを人に送っている方は、これを送ってください。


そのほか

このリリースの大半は目に見えない作業です。11 本の PR で #1231 を完了させ、アプリから 型アサーション 149 箇所を取り除き、それを禁じる ESLint ルールを error に上げました。その過程で 実際の不具合もいくつか見つかって直っています — 設定保存でクイックコマンド一覧が黙って空になる もの、ページが [object Promise] と表示され得るもの、プラグインの dispatch が HTML アーティファクトを空にし得るもの。いずれも操作は不要で、単に無くなりました。

全一覧は changelog に あります。


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