2.6.0 で変わったこと

2026-07-29 時点のスナップショットとして書いています。挙動は動きますが、このページは動きません。 最新の内容は各節からリンクしているリファレンスを見てください。


1 つだけ読むなら

上げてください。設定することはありません。

npx mulmoterminal@latest

今回直った不具合は、どれも「エラーが出る」のではなく「空っぽに見える」形で出ていました。 見覚えがあれば、それが直っています。

見えていたもの どこで
長く使ったセッションだけ、タイトルもツール履歴も出ず、コストが $0 ロスター / Activity timeline
ターミナル一覧が 1 件も出ない(30 秒ほど待って空) スマホ
ツールバーは緑(Online)なのに、スマホからは offline Mac とスマホで食い違う
ファイルを開いても色がつかない ファイル閲覧画面

長く使ったセッションが「空」に見えなくなる

設定することはありません。

何が起きていたか

セッションを使い込むほど、その会話ログは大きくなります。ログがおよそ 500MB を超えると MulmoTerminal がそれを読めなくなり、中身が「無い」ものとして扱われていました。

エラーは出ません。ただ静かに空欄になります。つまり——

いちばん使ったセッションほど、真っ白に見える。

長く使ったセッションこそ、後から見返したいものです。そこだけが読めていませんでした。

直ったかどうかの見分け方

いちばん長く動かしているセッションを開いて、ロスターの行と Activity timeline を見てください。

修正前 修正後
タイトルが出ない/行が空のまま タイトルと直近のやりとりが出る
Activity timeline に何も出ない ツールの履歴が出る
コストが $0 実際の金額

セッションがどれも短い方には、そもそも起きていなかった問題です(何も変わりません)。

リファレンス: 機能一覧


使用量ゲージが後片付けをする

設定することはありません。

ヘッダーの 5h / 7d ゲージは、数値を読むために裏で Claude のセッションを 1 つ、短時間だけ起動 しています。そのセッションについて 3 つ変わりました。

claude --resume に見覚えのないセッションが並ばなくなる

このゲージ用のセッションが履歴に残り続けていました。報告してくださった方の環境では、 一覧 50 件のうち 41 件がこれでした。

確認方法: ワークスペースで claude --resume を実行します。

reply with the single character: .

Single character response task

——こういう項目が消えていれば、直っています。アップグレード前に溜まった分も、初回起動時に まとめて掃除されます(ワークスペースごとに 1 回だけ)。

数値を取ったあと、すぐ終わるようになる

以前は、数値が取れたあとも 90 秒ほどそのセッションを開いたままにしていました。その間、開いている ブラウザはサーバに 6 秒ごとに問い合わせ続けます。今は取れた時点で終わります。

古い数値を、いまの数値のように出さなくなる

パーセンテージには「いつリセットされるか」がついています。そのリセット時刻を過ぎた数値は、 すでに切り替わった後の窓のものなので、いまの残量については何も言っていません。そういう数値は 表示しなくなりました。

そして数値が出せないときは、理由が出ます。ゲージのある場所に claude usage n/a と表示され、 マウスを載せると次のいずれかが読めます。

出る文言 意味
the claude command was not found on PATH claude が見つかりません。入れれば再起動なしで復帰します
this account reports no 5h / 7d windows (API-key billing) API キー課金には 5h / 7d の窓がありません(仕様)
the last check got no answer. Retrying, less often each time 応答がありません(信頼プロンプト未応答・ログイン切れなど)

これまでは、古い数値が残っているとこの理由が出ませんでした。claude をアンインストールしても 昨日の数字を黙って出し続けていたということです。

1 つ知っておくこと: この判定はゲージの更新時(およそ 2 分間隔)に行われます。時計を秒単位で 見ているわけではないので、離席中にリセット時刻を過ぎた数値は、次の更新のときに消えます。


ファイルを開いたときに色がつく

設定することはありません。

グリッドのセルからファイルを開くと、アプリの中でその中身を表示できます(GUI パネルのファイル 画面)。ここで .vue のファイルを開いても、白黒のままでした。

ファイル画面で AppSettingsModal.vue を開いたところ。左がファイルツリー、上のタブが開いている ファイル名、右のエディタで import・型・文字列に色がついている

左のツリーでファイルを選ぶと、上のタブにファイル名が出て、右に中身が表示されます。2.6.0 では この .vue に色がつくようになりました。

色がついていたのは Markdown・JavaScript / TypeScript・JSON の 3 種類だけで、それ以外は すべてただのテキストとして開いていたためです。.py.rs.css.yaml も同じでした。

11 種類を追加しました。

種類 拡張子
HTML 系 .html .htm .vue .svelte .astro
CSS 系 .css .scss .less .sass
YAML .yaml .yml
XML 系 .xml .svg .xsl .plist
Python .py .pyi .pyw
Rust .rs
Go .go
Java / Kotlin .java .kt .kts
C / C++ / Objective-C .c .h .cc .cpp .cxx .hpp .hh .m .mm
PHP .php
SQL .sql

確認方法: .vue.py のファイルを開いてください。色がついています。

リファレンス: 機能一覧


スマホからセッション一覧が見えるようになる

設定することはありません。

スマホでターミナル一覧を開いて、1 件も出ない(短い一覧ではなく、30 秒ほど待って空)状態に なっていたなら、これがその修正です。2.5.3 で入った項目が原因で、一覧そのものがスマホに 届いていませんでした

確認方法: スマホ表示を開きます。一覧が出ます。

応答しなくなったホストが、そう言うようになる

Mac のツールバーは Online(緑)のままなのに、スマホからは offline——しかもタブを開いた ままでも直らない、という状態がありました。

Mac 側が「自分の状態がスマホに届かなくなった」ことに気づいて赤くなるので、両方の言うことが 一致します。届いていないことが、届いていないと分かるようになりました。

リファレンス: スマホから使う · スマホ通知(Web Push)


細かいもの

  • ドキュメントと init の最後の案内を、すべて npx mulmoterminal@latest に統一しました。 @latest を付けないと、npx が以前ダウンロードした古い版をそのまま動かすことがあります。 「上げたはずなのに変わらない」の、いちばん多い原因です。
  • Windows の CI の不具合を 1 件修正しました(利用者側への影響はありません)。

リンク


This site uses Just the Docs, a documentation theme for Jekyll.