基本編 — グリッドで今できること
- グリッドは「エージェントのボード」
- エージェントを起動する(ランチャフォーム)
- セルの読み方 — 「どこで何をしているか」
- たくさん並べる・ページ・並べ替え
- 1 体に寄る(コックピット・ロスター)
- Claude と Codex を混在
グリッドは「エージェントのボード」
グリッドビューは、複数の AI エージェントを並行して監督するための画面です。各セルは独立した 1 体の エージェント(または端末)。1 つが考えている間に別のセルを進め、呼ばれたセルだけ拾う——入力・許可待ちは 琥珀色、ターン完了(レビュー待ち)は青のリングで光ります。全部を見張らずに、1 人で多数を回すのが狙いです。
MulmoTerminal には 2 つの表示モードがあり、上部ツールバーの チャット / グリッド アイコンで切り替えます。
- 単一ビュー … 1 体のエージェントに集中する画面(左にやり取り、右に GUI パネル=図・フォーム・画像・書類・動画など)。
- グリッドビュー … 複数のエージェントを並べて同時に監督する画面。このガイドの主役です。

エージェントを起動する(ランチャフォーム)
グリッドの空きセルには ランチャフォームが出ます。ここで「何を」「どこで」動かすか選びます。

| 部分 | 役割 |
|---|---|
| Claude / Codex トグル | このセルで動かすエージェントを選ぶ |
| WORKING DIRECTORY | 作業ディレクトリを入力(▶ で起動)。よく使うディレクトリは cwd presets のチップをクリックして入力(チップの ▶ で即起動) |
| モデル選択(Claude 選択時) | このセッションだけのバックエンド/モデルを選ぶ(→ プロバイダ) |
| OR ISOLATE IN A WORKTREE | git リポなら、タスク名を入れて + New worktree。作業を隔離した worktree を作って起動 |
| OR LAUNCH | エージェント以外の起動コマンド(Shell / codex / 任意)を永続端末として起動 |
セルの読み方 — 「どこで何をしているか」
起動したセルのヘッダーは 2 段。ここに、そのエージェントの状態・位置・作業内容が集約されます。

図はレイアウトを示す例です。各セルには通常 Claude / Codex のセッションが入り、ヘッダーにそのエージェントの状態・モデル・作業内容が出ます(図の中身は端末の例)。
- 1 段目(情報):状態ドット・ディレクトリ・git チップ(
⎇ ブランチ ●変更数)・モデル/コンテキスト量・ そのエージェントが今やっていること・拡大/閉じる。 - 2 段目(操作):接続状態・📎 ファイルパス挿入・📂 ファイルマネージャで開く(既定ボタン。 設定で置き換え可)・GitHub・タイムライン 🕘(ツール呼び出し履歴)。
状態は色で分かります。 青みがかった枠=作業中(考え中)、琥珀色=入力・許可待ち(Needs input)、 青のリング+グロー=ターン完了・レビュー待ち(Done — review。サムネイルでは緑ドット)、通常=アイドル。 通知音も鳴るので、画面を見張らなくても「呼ばれた」と分かります。これがグリッドの肝です。
たくさん並べる・ページ・並べ替え
- ツールバーの New terminal(+) でセルを追加。1 ページ 9 セルまで、あふれると次のページ(タブ)へ。
- Toggle grid cell ordering で並べ替えモードに入り、各セルの
◀ ▶で位置を入れ替え。

1 体に寄る(コックピット・ロスター)
セルの ⤢(拡大)でそのエージェントを大きく表示すると、横にコックピット・ロスター—— 全セッションを 1 行ずつ並べたテキスト一覧——が出ます(既定)。各行には、ディレクトリ・AI 要約・ 直近のプロンプト・最新の返答・状態語(running / planning / done / idle …)、さらにブランチの PR フェーズ(draft / CI fail / changes / ready / merged …)のバッジ。行クリックで拡大対象を 切り替え、⋮ メニューで並べ替えもできます。拡大したまま、残り全員の「何をして、どこまで進んだか」が 文字で追える——多数を回すときの主戦場です。

右上の ▤ / ☰ ボタンで、ロスターとフィルムストリップ(サムネイル列。ヘッダー余白クリックで切替)を 行き来できます。⤡ でグリッドへ戻ります。

Claude と Codex を混在
同じグリッドで、セルごとに Claude でも Codex でも起動できます。どちらも同じ端末体験・永続化・GUI パネル・ 可視化の仕組みを共有。得意分野で使い分けたり、同じタスクを両者に投げて見比べたりできます。