4.7.4 — スマホでもプロジェクトが見分けられる

2026-08-08 にリリースした 4.7.4 のスナップショットです。 アプリが進むにつれて内容は古くなり ますが、それは想定どおりです。常に最新の情報は、各セクションから貼っている本編ガイドのリンクを たどってください。

npx mulmoterminal@latest

このリリースに設定するものはありません。 グリッドですでにアイコンが出ているプロジェクト (リポジトリが favicon を持っていれば、何も設定しなくてもたいてい出ています)は、両側を最新に するだけでスマホにも同じ絵が出ます。あとの 2 つは設定不要の修正です。


プロジェクトのアイコンがスマホにも届きます

ディレクトリがセルに付けている絵は 4.5.0 から入っていました。そのプロジェクトの .mulmoterminal.jsonicon、書かれていなければリポジトリがすでに持っている favicon (public/favicon.svgapple-touch-icon.png、web manifest)です。これまではブラウザ止まりでした が、スマホアプリにも出るようになりました。

  • ターミナル一覧 — アイコンがある行では、これまでの terminal グリフの代わりに出ます
  • ターミナル画面 — ステータスバッジと同じ行の先頭に出ます

一覧のグリフは全行まったく同じ形で、意味を持っていたのは色だけでした(セッションが live か どうか)。その色は消えていません。アイコンの右下に小さな緑/グレーの点として移りました。 アイコンを持たないディレクトリの行は、これまでどおりグリフのままです。

入ったかどうかの確かめ方

  1. Mac 側を 4.7.4 に更新して起動し直します(npx mulmoterminal@latest)。
  2. スマホで mulmoserver.web.app を同じ Google アカウントで開き、 ヘッダーの更新ボタンでターミナル一覧を読み直します。
  3. アイコンを持つプロジェクトの行に絵が出ます。全部グリフのままなら下を見てください。

出ないとき

スマホ側も最新である必要があります。 アプリは前面に戻したときに自分を更新しますが、ホーム画面 の PWA はメモリから復帰するので古いビルドのままのことがあります。いったん完全に終了して開き直すか、 ブラウザで一度サイトを開いてください。

そもそもアイコンがあるかを確認します。 いちばん速いのは Mac のグリッドを見ることです。そちらの セルヘッダーにも絵が出ていないなら、そのディレクトリにアイコンが無いので、スマホがグリフを出すのが 正しい動作です。favicon の自動検出は 設定 → Directory appearance に切り替えがあり、特定の プロジェクトだけ止めるなら "icon": false です。

大きすぎるアイコンは意図的に送られません。 1 枚 48 KiB を超える画像は届かず、1 つの一覧で アイコン合計 256 KiB を超えたぶんも届きません。スマホが受け取る応答にはサイズの上限があり、それを 超えると絵が 1 枚落ちるのではなく一覧が丸ごと空になるためで、代わりに下の方の行がアイコンを 失います。実際にはまず当たりません — この機能を作るときに実測した中で最大の favicon は 25.9 KB、 22 個ぜんぶ載せても 148 KB でした。手作りの多解像度 .ico を持つプロジェクトがあるなら、小さめの PNG を書き出して icon をそこに向けるのが解決です。

64 KB を超える data: のアイコンは、このリリース以前から拒否されています(ディレクトリの設定を 小さく保つための別のルール)。ここは変わっていません。

icon に何が書けるか、ほかにどこへ出るか、自動検出がどうファイルを選ぶかは、本編ガイドの プロジェクトのアイコンfavicon は勝手に拾われます を見てください。


スマホからの claude / codex 起動が本当に起動します

スマホのターミナル画面で + を押してエージェントを選ぶと、PC のグリッドに新しいセルが開きます。 4.7.4 より前は、そのセルが空のセル作成フォームで止まっていました。エージェントは選択済み、 ディレクトリも入力済みで、あとは Mac の前にいる誰かが Start を押すのを待っている状態です。 shell は動いていました。ほかのエージェントは、そこにいなければ何も起きませんでした。

やることはありません。更新すれば起動します。セルが開き、エージェントが立ち上がり、起動元と同じ ターミナル画面からスマホで様子を見られます。

スマホから他に何ができるかは スマホをリモコンにする を見てください。


codex のセッション探索がずっと軽くなりました

codex のセルを使っている場合、codex セッションの起動中に Mac 側が必要以上に読み込んでいました。 JSONL は 1 行 1 JSON なのに、先頭 1 行を見るためにファイル全体を読んでいて、しかもそれを 1 秒おきに最大 30 分間、直近 2 日ぶんの codex セッションファイル全部に対して回していました。報告者の マシンでの実測は 149 ファイル / 37 MB を毎秒読み直して、見ているのは数百バイトでした。

先頭 1 行だけを読むようになりました。

設定するものはなく、見た目も変わりません。ただ、codex の履歴が多いマシンでは、codex セルの起動中の 重さが軽くなるはずです。

これは out-of-memory クラッシュの修正ではありません。 そちらは引き続き調査中で、これは道中で 見つかった実在の無駄です(潰して切り分けることも調査の一部です)。MulmoTerminal が落ちたことがある なら、クラッシュレポートを添えた issue が本当に助かります。出し方は よくある質問/mulmoterminal-bug-report にあります。


そのほか

  • 依存パッケージの更新。 挙動は変わりません。
  • 4.7.3 のリリースドキュメント。 4.7.3 にタグを打った直後に入ったものです。

次に読むもの


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