4.15.0 — リポジトリの中のデッキを出す

4.15.0(2026-09-03 リリース)時点のスナップショット。 アプリが進めば古くなります。それは想定どおりで、 生きているリファレンスは各節がリンクしているガイドのほうです。

npx mulmoterminal@latest

設定が要るのは 1 つだけです —— リポジトリの中に置いたデッキは、名前を書くまでヘッダーのメニューに 出ません。それ以外は上げるだけで効きます。

エージェントに頼まずにデッキを開く

mulmoScript のデッキは、これまで「エージェントに開いてもらう」もので、毎回 1 ターン使っていました。 自分で開く方法が 2 つ増えます。どちらもリポジトリの中のファイルそのものを開くので、Canvas で直すと そのファイルが変わります。

ファイルツリーから —— 設定不要

セルの隣で Files ペインを開き、行を右クリックして Open in the Canvas を選びます。

この項目は、何かが実際に描画できるファイルにだけ出ます(.txt には出ず、デッキには出ます)。Canvas を 隣に持てるセルならどれでも動き、ただのシェルのセルでも使えます。

サーバが開けなかったとき —— メニューを開いてからクリックするまでの間にファイルが消えた、起動後に ワークスペースが動いた —— は、理由がペインに出ます。以前は何も起きませんでした。

ヘッダーから —— ⊞ Mulmo ▾

RunSkill の隣に、そのプロジェクトのデッキを並べるドロップダウンが増えました。選ぶとセルの隣の Canvas に出ます(タイル表示のセルなら先に拡大します)。

セルのヘッダー。Skill メニューの隣で Mulmo のドロップダウンが開き、プロジェクトが宣言したデッキとワークスペースの stories のデッキが 1 件ずつ並んでいる

ビューアです。セッションには何も入力せず、エージェントにも聞かないので、トークンを使わず、 エージェントが作業中でも使えます。

リポジトリの中のデッキに名前をつける

メニューの出どころは 2 つで、ディスクの探索はしません:

  1. ワークスペース直下の artifacts/stories/ —— エージェントが作ったデッキの置き場所。設定不要
  2. 自分で書いたデッキ —— リポジトリの中に置いたもの:
{
  "decks": ["decks/launch.json", "docs/talks/retro.json"]
}

これを <プロジェクト>/.mulmoterminal.json に書いて、ブラウザのタブを再読み込みします。 ⊞ Mulmo ボタンが出て、書いたデッキが並べば設定が効いた合図です。

  • パスはこのファイルからの相対で、そのディレクトリの中に収まる必要があります。 ../elsewhere.json や絶対パスは捨てられます —— 設定ファイルは clone について回るので、宣言は このリポジトリの デッキを指すものだからです。
  • mulmoScript でないパスや、存在しないパスは黙って捨てられます。
  • 名前はデッキ自身の title、無ければファイル名。最大 50 件。

メニューが出るのはエージェントのセルだけです(Run / Skill と同じ場所)。ランチャーのチップ (ただのシェル)にはこの 3 つとも出ません。そちらではファイルツリーの Open in the Canvas を使います。

なぜ探索ではなく「宣言」なのか

探索するとディスクにあるものが見つかり、ディスクにあるのは大半が他人のデータだからです。実際の ワークスペースで測ると、デッキとして解釈できるファイルは 250 個見つかり、そのうち自分のデッキは 33 本、 残り 217 本は clone した別リポジトリのテスト用 fixture とサンプルでした。メニューが他人のテストデータで 埋まることになります。

デッキを置ける場所

MulmoTerminal を起動したワークスペースの下です(そこがデッキを配信しているディレクトリ)。その外で開いた セルにはボタンが出ません —— 並べたところで開けないからです。

リポジトリが別の場所にあるなら、その上のディレクトリからアプリを起動するか、ファイルツリーから開いて ください。任意のリポジトリで動くようにする話は issue #1951 です。

リファレンスは decks キー

コレクション: チャットがどのエージェントで始まるか見えるようになりました

コレクションからチャットを始める人向けです。起動するエージェントはグローバルかつ永続の設定なのに、 見える場所がドロップダウン 1 つしかありませんでした。そのため一度 Claude 以外にすると、そのドロップダウンが 見えていない画面から始めたチャットまで全部そのエージェントになります。実際に「なぜ Meta Muse が起動するのか」 という報告が出ていて、原因はバグではなく設定が見えないことでした。

ピッカーが、セル内 Collections ペインのヘッダ・Settings のスキル起動ダイアログ・チャットのモーダルにも 出ます。値が claude のあいだは何も描かないので、変えていない人には何も変わりません。

入っているかの確かめ方: コレクションを開いてチャットを始め、モーダルのフッターを見てください。 起動するエージェントの名前が出ていて、そこで変えられます。

知っておくとよい修正

カスタムテーマのとき、ターミナルだけ前の背景色が残らなくなりました

カスタムの配色を選んだ状態でタブを再読み込みすると、ヘッダーやパネルは自分の色になるのに ターミナルの背景だけ Midnight の濃紺のままでした。パレットを mount 時(テーマ一覧がまだ空)ではなく 設定が届いた時点で塗り直すようにしています。

修正が入っているかの確かめ方: カスタムテーマを選んでタブを再読み込みし、まわりのクロームではなく ターミナルの背景を見てください。

細かいもの

  • @mulmoclaude/mulmoscript-plugin 4.5.1 —— 起動時の誤った警告が消えます。
  • ガイドのヘッダーのページを入門とリファレンスに分割し、when と置換変数を実装に合わせました。

リファレンスの場所

このページはスナップショットで、最新を保つのはガイドのほうです。 decks キー · 設定ファイルの全キー · ヘッダーボタン · できること


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