4.16.1 — Node 22.12 と、4 つの修正

4.16.1(2026-09-07 リリース)時点のスナップショット。 アプリが進めば古くなります。それは想定どおりで、 生きているリファレンスは各節がリンクしているガイドのほうです。

npx mulmoterminal@latest

設定は要りません。 ただし上げる前に 1 つだけ確認してほしいものがあります —— Node のバージョンです。 残りは「壊れていたものが直った」話が 4 つです。

まず Node を確認してください

4.16.1 には Node 22.12 以上が必要です。4.16.0 は 22.9 でした。

node -v

v22.12.0 以上なら大丈夫です。それより古いと npx mulmoterminal@latest が engine の要件で文句を言うので、 先に新しい Node を入れてください(mac / Windows での手順は はじめに のステップ 1 にあります)。

なぜ上がったか: MulmoTerminal が普通の依存として入れている puppeteer —— PDF 書き出しと 共有アプリのヘッドレスプレビューに使っています —— が 22.12 を要求するようになったためです。 puppeteer を止めたままにする以外に、古い下限を保つ方法がありませんでした。

この数字は、実はリリース前から食い違っていました。 要件は 4.16.0 のツリーで上がっていたのに、 README も両言語のガイドも facts.json も、そして何より npx mulmoterminal init の環境チェック自体も 22.9 のままでした。つまり doctor が「✓」を出した Node を、npm があとから拒否する状態でした。 今回すべて 22.12 に揃え、doctor の数字と npm が強制する数字が一致することをテストで固定したので、 次に engine を上げたときは赤で気づけます。

tmux が無いと、再接続で同じ応答が何度も描かれていました

見えていた症状: tmux が入っていないマシンで、ブラウザのタブを再読み込みする(あるいはサーバを 再起動する)と、Claude セルの直前の応答が何重にも描かれ、ブロックが混ざって読めなくなっていました。

理由: 再接続のとき、MulmoTerminal はバッファした出力を流し直す前に、「元のモードに戻す」短い前置きを 端末に送ります —— 代替スクリーン、マウス報告など。この前置きは tmux から読んでいました。tmux が無いと 読む先が無いので前置きは空になり、流し直した出力がエージェントの描いていた代替スクリーンではなく、 通常のスクロールバックに落ちていました。

これらのモードを、実行中の端末のバイト列から自前で追うようにしました。tmux の有無にかかわらず 前置きが正しくなります。

入っているかの確かめ方: tmux の無いホストで、長い応答が出ている Claude セルを残したままタブを 再読み込みしてください。画面が1 回だけ、その場に戻ります。

なお tmux はそれ以外の理由で入れる価値があります —— セッションの永続化は再読み込みだけでなく、サーバの再起動も越えます。

IME の入力中の箱がテーマに従うようになりました

見えていた症状: 日本語(や IME を通す入力)をしているとき、変換前の文字列は端末の上に小さな箱で 出ます。明るいテーマだと、その箱は黒い長方形でした —— xterm.js のスタイルシートが白地に黒で 塗っていて、それを上書きするものが無かったためです。

これからはテーマの色を使います。文字は端末の前景色、背景は選択行の背景色、箱の外周に細いアクセント色の枠線。 マウス選択とはあえて別の色にしてあるので、「いま変換中の文字」と「選択した文字」は区別できます。

入っているかの確かめ方: 明るいテーマに切り替えて、セルをクリックして日本語を打ってみてください。 箱が明るくなり、テーマのアクセント色で縁取られます。

テーマ(自作を含む): 自分の配色を作る

Files ペインが、クリックしたファイルを開くようになりました

見えていた症状: Files ペインが閉じている状態でセルの出力にあるファイルパスをクリックすると、 ペインが開いて前回記憶していたファイルが出ることがありました。クリックしたファイルではなく。

起動時の競合でした。ペインは記憶していたファイルを復元しようとし、クリックは別のファイルを要求します。 どちらが後に終わったかで勝敗が決まっていました。すでにファイルが要求されているときは復元を降りる ようにしました。

入っているかの確かめ方: Files ペインを閉じた状態で、ターミナル出力のファイルリンクをクリックします。 そのファイルが開きます —— 「たいてい」ではなく、毎回です。

このリリースのその他

  • mulmoScript のデッキを絶対パスで開けるようになりました。 エージェントが presentMulmoScript に フルパスを渡すと —— リポジトリに置いたデッキや、他のツールが書いた台本 —— これまでは Invalid filePath が返り、ワークスペースにコピーする以外に方法がありませんでした。これからは その場所のまま開き、beat の編集も artifacts/stories ではなく元のファイルに書き戻ります。 相対パスの意味はこれまでどおりなので、既存のデッキは何も動きません。ファイルツリーの Canvas で開く は in-root のままです —— これは見落としではなく、意図して保留しています。
  • 依存の更新: @mulmoclaude/mulmoscript-plugin 4.6.0、@mulmoclaude/core 4.7.0、 @google/genai 2.21.0、material-symbols 0.47.1、puppeteer 25.10.0 ほか。

リファレンスの場所

このページはスナップショットで、最新を保つのはガイドのほうです。 Node のインストール · init で環境を確認する · 配色 · decks キー · できること


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