MulmoTerminal ガイド(日本語)
複数の AI コーディングエージェント(Claude Code / Codex)を、1 つのボードで並行して回す—— MulmoTerminal はそのためのコックピットです。まずは看板機能から。
✨ おすすめ機能
🎛️ グリッド — 並行エージェントのコックピット

セルごとに独立したエージェント。状態の色(作業中=青/入力・許可待ち=琥珀/完了・レビュー待ち=青リング)と 通知音で、見張らずに「呼ばれたセルだけ」拾えます。→ 基本編
📋 コックピット・ロスター — 全員の進捗を 1 行ずつ

1 体に拡大したまま、横の一覧で全セッションの AI 要約・直近の指示・最新の返答・PR フェーズ (draft / CI fail / ready / merged …)を文字で追えます。多数を回すときの主戦場。→ 基本編
📱 スマホ通知 & リモコン — 席を立っても呼び戻される

タスクの完了・入力待ちをスマホへ Web Push。そのままスマホでライブ画面を確認し、 yes / no / continue のワンタップで返せます。→ スマホ通知(Web Push)
🌿 worktree 隔離 & ワンクリック PR
同じリポに複数エージェントを走らせても衝突しない git worktree。差分パネル・コミット・Push・ ⧉ Open PR までセルの中から。→ 応用編
🖼️ GUI パネル — ターミナルの横に「画面」
エージェントのツール呼び出しを図・フォーム・画像・書類・動画/スライド(MulmoCast)として描画。 エージェントはテキストを印字するだけでなく、インターフェースを手渡してきます。→ 機能一覧
♻️ tmux 永続化 — セッションは死なない
リロード・再接続・サーバ再起動を跨いでセッションが生き続けます。長いビルドも走らせっぱなしで OK。
vibe coding、こんなこと、ありませんか?
AI エージェント(Claude Code / Codex)と一緒にコーディングしていると——
- 📊 どれが何をしているのか、状態が分からなくなる
- 📁 どのディレクトリで動いているのか見失う
- 💭 dir は分かっても、そもそも何を頼んだんだっけ?(元の指示を忘れる)
- 🔔 エージェントが終わったのに気づかず、待たせる/待ちぼうける
- 💥 ターミナルを閉じた・落ちた瞬間にセッションが消える
- 🌿 git の状態を見たい・フォルダを開きたいのに、いちいちコマンドを打つ
- ⚡ 結局、ターミナルを軸にサクサク作業したいだけなのに——
AI エージェントは 1 タスクに数分かかります。1 体を見張ると手が空きっぱなし。数を増やすほど、上のような 「追いきれない」場面が増えていきます。ボトルネックは CPU でも端末でもなく、あなたの注意です。
その一つひとつに、こたえます
| こんなとき | MulmoTerminal では |
|---|---|
| 複数ターミナルの状態が分からない | グリッドに並べ、状態の色(作業中=青/入力待ち=琥珀/完了・レビュー待ち=青リング)+通知音で一目(→ 基本編) |
| どのディレクトリか分からない | 各セルに dir・プロジェクト名バッジ・色を表示。色分けで即区別(→ 設定) |
| 元の指示を忘れる | セルヘッダーに直近の指示/今やっていることを常時表示、🕘 でツール履歴(→ 可視化) |
| 完了に気づきたい | 入力待ちは琥珀色、ターン完了は青のリング、どちらも通知音。さらにスマホへ Web Push(→ スマホ通知) |
| セッションを継続したい | tmux 永続化で、リロード・再接続・サーバ再起動を跨いで生き続ける |
| git / dir をサッと開きたい | git ステータスチップ、ワンクリックで OSのファイルマネージャ(Finder/Explorer等) / アプリ内ファイル / PR を開く |
| ターミナル基軸で効率化 | 上記すべてを端末の上に載せ、DSL で自分のワークフローに拡張(→ 設定) |
そのための 4 本柱
- 監督 — グリッドは並行エージェントのコックピット。status の色と通知で triage し、呼ばれたセルにだけ行く。
- 可視化 — 各エージェントの状態・モデル・コンテキスト量・git・ツール履歴・コストを一目で。「どこで何を」が常に見える。
- 自動化 & エラー調査 — スクリプトをワンクリックで走らせ(稼働中セルの隣の空きセルで)、失敗したら大量のログを AI が短く診断。
- 拡張(DSL) — ヘッダーのボタン/チップ、ランチャ、プロジェクト設定を小さな DSL で拡張。どんな開発者にも合う。
🚀 まずは起動
claude(Claude Code)が動く環境 + Node ≥ 22.9 があれば、コマンド 1 つで始められます (tmux があるとセッションが永続化されて理想的)。
npx mulmoterminal@latest # → http://localhost:34567 が開く
このガイドの読み方
- 基本編 — グリッドで今できること
- 応用編 — シナリオ別の使い方
- 機能一覧(4 本柱で整理)
- 設定方法(設定モーダル・
config.json・.mulmoterminal.json・DSL 拡張) - スマホ通知(Web Push)(iPhone / Android の設定と、スマホからの操作)
- GitHub — PR / Issue 横断ビュー(登録リポの未マージ PR と Issue を 1 画面で)
- OpenRouter で別のモデルを使う(Kimi / DeepSeek / Gemini などを実測データつきで選ぶ)
- claude-ollama でローカルモデルを動かす(Ollama で完全ローカル・オフライン)
英語版は English guide にあります。