4.17.0 — お気に入りをツールバーに
4.17.0(2026-09-08 リリース)時点のスナップショットです。 アプリが進めばこのページは古くなります ——それは想定どおりで、生きているリファレンスは各節からリンクしているガイド本体です。
npx mulmoterminal@latest
設定が要るのは 1 つだけ(ツールバーのピン)で、残りは「壊れていたものが直った」話です。ただし、 同じワークスペースで MulmoClaude も動かしている方は 2 番目の節が効きます(設定は不要です)。
唯一の設定: お気に入りを一手で開く
コレクションをピン留めすると Collections オーバーレイの上端の行に並びますが、その行は オーバーレイを開かないと見えません。つまりピン留めしたものを開くのに、毎回 2 手かかっていました。
そのうちの数件を、ツールバー自体の Grid / Collections の隣に置けるようになりました。

設定のしかた
- よく使うものをピン留めする — Collections を開き、よく開くコレクションやフィードの星を 押します(既にピン留め済みなら飛ばしてください)。
- Settings(ツールバー右端の歯車)→ Appearance の中の Toolbar pins を開きます。
- 最大 5 件までチェックします。一覧に出るのは、ピン留め済みのものだけです。

ボタンはすぐ出ます。1 件もチェックしなければ、ツールバーは今までとまったく同じです——区切り線 すら増えません。
自分で書く場合
~/.mulmoterminal/config.json に:
{ "toolbarPins": ["collection:works", "collection:todos", "feed:news"] }
各要素は "<種類>:<slug>" で、種類は collection か feed、slug はアドレスに出るもの (/collections/works)。配列の順がボタンの並び順です。
知っておくとよいこと
- ボタンは 5 件まで。 ツールバーには既にビュー切り替え・グリッドの操作・状態カウント・2 つの ゲージが載っています。数件を超えると横スクロールに押し込まれ、「一手で届く」が壊れます。
- 昇格させるだけで、ピン留めはしません。 対象は先にピン留めされている必要があります。ボタンの 名前とアイコンはピン側から読むので、コレクションの名前を変えればボタンの名前も変わります。
- 昇格させたものをピン留めから外しても損はありません。 ボタンは消えますが設定の行は残るので、 ピン留めし直せば元の位置にボタンが戻ります。この行を自動で片付けないのは意図的で、「このピンは もう無い」を古いかもしれない一覧から判断すると、まだ欲しかったボタンを黙って消すことになるためです。
- Collections オーバーレイ上端のピンの行はこれまで通りで、全件並びます。これはその上に重ねる 「もっと短い一覧」です。
→ リファレンス: 毎日開くお気に入りをツールバーに出す · ツールバーの構成
MulmoClaude も使っている方へ: ピンの色が消えなくなりました
設定は不要です。これはこのバージョンより前のすべてで起きていた不具合で、MulmoClaude 側からしか 見えませんでした。
何が壊れていたか。 MulmoTerminal と MulmoClaude は、ピン留めしたお気に入りのファイルを共有して います(<workspace>/config/shortcuts.json)。MulmoTerminal は書き込むたびに、自分が知っている 4 つの フィールドでレコードを組み立て直していました。ところが MulmoClaude は 5 つ目——ランチャーで描く アクセント色——を保存しています。つまり MulmoTerminal で何かをピン留め/解除するたび、全エントリ から色が消えていました。MulmoClaude 側でコレクションの index を開くと貼り直されるので、不具合と いうより「ちらつき」に見えていたはずです。
直っているかの確かめ方。 MulmoClaude で色の付いたピンを 1 つ覚えておき、MulmoTerminal で何かを ピン留めします。色がそのまま残っていれば、このバージョンです。
関連する修正が 2 つ乗っています。
- MulmoTerminal で作ったピンにも色が付くようになりました(これまでは色なしで作られ、MulmoClaude が後から貼るまで待っていました)。
- MulmoTerminal が、このファイルを書くときに知らないフィールドを保持するようになりました。今後 どちらかのアプリが新しいフィールドを足しても、こちら側の対応を待たずに生き残ります(MulmoClaude 側はまだ組み立て直しているので、逆方向は未対応です → mulmoclaude#3055)。
→ リファレンス: MulmoTerminal でできること · 全キー一覧
stories ルートの外にあるデッキも Canvas で開ける
設定は不要です。Files ペインの Canvas で開くは、登録済みの stories ルート配下のデッキにしか 出ていませんでした。それ以外の .json デッキはクリックしても何も起きず、ボタンも現れませんでした。 これが、そのファイル自身の絶対パスで開くようになりました。
同じ変更で、気づかないうちに踏んでいたかもしれない 2 つも直っています。ディレクトリのプリセットを 足して再起動すると同じデッキが 2 枚のカードに割れる問題(カードの identity が「ワイヤの綴り」= サーバが何を登録しているかに依存していたため)と、パス成分を持たない場合に別ワークスペースのデッキが 同じ identity になる問題です。
→ リファレンス: MulmoTerminal でできること
このリリースのその他
docs/facts.json— このパッケージが何であるかの機械可読な記述で、/facts.jsonで配信され、人ではなくツールが 読みます。npm に 4.16.1 が出ている間、この中身は4.4.0のままでした。テストでpackage.jsonに 固定したので、もうずれません。
アップグレード
npx mulmoterminal@latest
4.16.1 と同じく Node 22.12 以上が必要です。そのリリースを飛ばしていた方は node -v で確認して ください。
このバージョンは、あなたが書いたファイルを書き換えません。~/.mulmoterminal/config.json、各 プロジェクトの .mulmoterminal.json、ピン留めしたお気に入りは今までどおり読まれます。toolbarPins は新しいキーで、初期値は空です。