4.18.0 — 書いたものを、エージェント自身に見せる

4.18.0(2026-09-09 リリース)時点のスナップショットです。 アプリが進むにつれて古くなります ——それは織り込み済みで、生きたリファレンスは各節からリンクしているガイドの方です。

npx mulmoterminal@latest

設定が必要なものはありません。 新機能ひとつだけ、お使いのマシンにあるもの(動かせる ブラウザ)を使います。あとは「壊れていたものが直った」で、そのうち 1 つは入っているか確かめる 価値があります — 静かにお金がかかっていたので。

新機能: エージェントが、書いた 3D モデルを「見る」

エージェントはモデルを書いて見せることはできても、判断材料はソーステキストだけでした。 「取っ手がカップの内側に生えている」は、あなたが見つけるしかなかったわけです。

renderShapeScript はモデルを PNG に描き、そのファイルをエージェント自身が読みます。既定では 4 方向を 1 枚に並べます(1 方向では前後関係が決まらないため)。ソースは presentShapeScript と同じで、インラインでも、既存の .shape を指しても構いません。

設定はありません。 描画ツールと同じ Canvas(render MCP)グループにあるので、モデルを 表示できるセルはそのまま確認もできます。PNG はワークスペースの artifacts に保存され、マシンの 外には出ません。

必要なもの/入っているかの確かめ方

ラスタライズにはローカルの headless ブラウザが要ります。Chrome や Puppeteer 系のツールを 使ったことのあるマシンなら、たいてい既にあります。

ワークスペースのセルでエージェントにこう頼んでください:

小さい ShapeScript の立方体をレンダリングして、パスを教えて

  • artifacts/renders/ 以下のパスが返る → 入っています。そのファイルを開けば、エージェントが 見たものと同じものが見えます。
  • ブラウザが無いと言われる → 壊れてはいません。presentShapeScript は従来どおり Canvas に 表示できますし、エージェントには「再試行せず presentShapeScript で続けろ」と伝えてあります。 確認機能が欲しい場合は Chrome を入れるか、npx puppeteer browsers install chrome を一度実行して ください。

→ リファレンス: Canvas のツールグループ

新機能: モデルが「編集できるファイル」になった

これまでモデルは、それを生成したチャットメッセージの中にしか存在しませんでした(=編集しても コピーを編集していた)。いまは presentShapeScript がスクリプトを artifacts/shapes/保存 し、既存の .shape を指せばコピーせずその場で表示し、横のソースエディタは同じファイルに保存して 開き直すたびに読み直します。

設定はありません。以前のバージョンで作ったモデルは会話の中にあってディスク上にはないので、 もう一度提示させれば今度は保存されます。

修正: /clear した会話が戻ってきていた

入っているか確かめる価値があるのはこれです。

/clear は会話を終わらせ、claude は自分用の新しい id で新しい会話を始めます。こちらのキーの transcript は「終わらせた会話」のままディスクに凍結されます。4.18.0 より前は、再接続が 「そのファイルはあるか?」だけを見て resume していました。つまり tmux の無いマシン(= Windows)では、再起動のたびにクリアした会話がセルに戻り、見た目は普通のセッションなので、 最初に打った一言でその会話が丸ごと再送されていました。

ある利用者の実測で、再起動後の 1 ターン目が 478,237 トークン。同じ凍結 transcript が 11 日ぶん 1 本のファイル(9.7MB)に積み上がっていました。再起動のたびに resume されていたためです。

入っているかの確かめ方。 セルで /clear して、MulmoTerminal(かマシン)を再起動し、開き直す:

  • 入っている → セルはで、新しい会話として立ち上がる
  • 入っていない → 遡るとクリアしたはずの会話が見える

設定は不要で、手で掃除するものもありません。凍結された transcript はそのまま残り(cockpit の サマリーが読んでいます)、resume されなくなっただけです。

→ リファレンス: /clear とセル

修正: 押しても何も起きなかった月のボタン

launcher セルcommand セルで、🌙(寝かせる)ボタンが表示されていて、押しても何も 起きませんでした。寝かせられるのはセッションのターミナルだけなので、そこにしか出なくなりました。 押して首をかしげていた方へ: あなたのせいではありませんでした。

修正: codex セッションの resume 一覧

codex がユーザーターンの record 形式を変え、こちら側の 3 か所が旧形式のままでした:

  • resume 一覧に出るタイトルが、いま開いているセッションのものにならず、/rename も届かない
  • プロンプトペイン(自分が送ったもの、新しい順)が空
  • ハンドオフのテキストに載るものが無い

3 か所とも新形式に追従しました。設定は不要で、ピッカーを開き直せばタイトルは正しくなります。

→ リファレンス: セッションの再開


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